焼き肉を食べると痩せる理由と、健康になる牛肉の選び方　ー男の糖質制限ダイエット日記16/10/12　体重60.3kg・体脂肪率21.4％・糖質24gー

体重・体脂肪率は夜２０時頃の数値、糖質量は無料アプリ「糖質カウンター」で計測した数値です。

１．朝食
・セブンイレブン・ホットコーヒー
糖質１g

２．昼食
・ガスト
　サラダで食べるフレッシュアボカドの超あらびきハンバーグ
糖質１３g

３．間食
・セブンイレブン・ホットコーヒー
糖質1g

４．夕食
・友人の家で焼き肉（キムチ、牛肉、鶏肉、オクラ）
・ハイボール
糖質7g

合計糖質：24g
摂取カロリー：1636kcal

運動：特になし
歩数：１３０５歩

・焼き肉は、かつては太る料理の代名詞のようなイメージがありましたが、良質の牛肉と野菜の焼き肉は健康ダイエット食そのものです。

食べ物に含まれるタンパク質は筋肉の元になりますが、タンパク質の質や食べ方によっては食べたタンパク質の一部しか体に吸収されないことがあります。

この「食べたうちの何％が体に吸収されるか」という数値をアミノ酸スコアと言いますが、主な食べ物のアミノ酸スコアは以下となります。

・肉（牛・豚・鶏）：１００
・卵：１００
・魚（アジ・イワシ・サケ）：１００
・チーズ：９２
・大豆：８６
・ジャガイモ：６８
・白米：６５
・小麦粉：４４
（マンガで分かる肉体改造糖質制限&肉食主義編 (ヤングキングコミックス)より抜粋）

つまり、大豆にもタンパク質は含まれるのですが、大豆だけでボリボリ食べても、その大豆に含まれるタンパク質のうち８６パーセントしか体には吸収されないことになります。

その点、焼き肉は肉を焼いて食べるだけですが、肉のタンパク質は１００パーセントが体に吸収されて行き、効率的に筋肉になります。

また、牛肉に含まれる油は、ブドウ糖の代わりになるケトン体になってエネルギーになる飽和脂肪酸を豊富に含む数少ない食材です。

飽和脂肪酸を豊富に含む食材は、バター、酢、牛乳、ココナッツオイル、ラム肉などがありますが、これらは意識しないと多く摂りにくいため、焼き肉で牛肉をたくさん食べるだけで摂取できるのは非常に効果的です。

更に、むくみの元となる炎症を防ぐためにはオメガ３という種類の不飽和脂肪酸（という油です）とオメガ６という種類の不飽和脂肪酸を、理想は同じ量、難しければ最初の努力目標として１：４の比率で摂る必要があります。

ところが、鶏肉に含まれる不飽和脂肪酸はほとんどがオメガ６であるのに対し、牛肉にはオメガ３とオメガ６がバランスよく含まれています。

焼き肉の際に注意しなければならないのは、糖質であるシメのご飯、シメの冷麺、一緒に飲むビールを摂り過ぎないことが１番です。

さらには、焼き肉のタレにも多くの場合糖質が少し入っているので、厳密に糖質制限をしたいのであれば、塩こしょうやレモンで食べる方がより糖質の量が少なくなりますが、これはそこまで気にするほどのものではありません。

そして、できれば、ですが食べる牛は牧草飼育の牛が理想で、それが手に入らなかったりわからなかったりしたら穀物飼育の牛を選んだ方が痩せやすくなり、エストロゲン（という太らせホルモンです）を投与された牛を食べると最も太りやすくなります。

牧草飼育の牛は、穀物飼育の牛やエストロゲン使用の牛よりも飽和脂肪酸の量が多く、オメガ３の比率も高く（つまりオメガ３とオメガ６のバランスがよく）なっています。

更にエストロゲン使用の牛は、穀物飼育の牛よりも３０％太りやすいホルモンを肉の中に持っています。

牧草飼育の牛肉を食べるには、「牧草飼育牛」「グラスフェッドビーフ牛（牧草飼育という意味です）」と書かれた牛肉を選ぶか、ほぼ全ての肉牛が牧草で育てられているニュージーランドの牛肉を選ぶことが必要です。

牧草飼育の牛は、穀物飼育の牛肉とくらべると脂身の部分が少し黄色みがかかっているので、それも目印です。

健康度は「牧草飼育牛＞穀物飼育牛＞エストロゲン使用牛」です。

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