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男の糖質制限ダイエット日記 〜マイナス13kgから更に絞る記録〜

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ダイエットの最大の敵「停滞期」を一発で乗り切る、唯一ほぼ確実なテクニック「ドカ食いチートデー」の上手な取り入れ方

私が糖質制限ダイエットを調べたり、糖質制限ダイエットをやった人に話を聞いた限りでは、恐らくほとんどの糖質制限ダイエッターの間で最大の敵は「停滞期」対策だと思います。


1.糖質制限ダイエットの最大の敵「停滞期」のからくり

糖質を摂る量を減らすと、ほとんどの方はおそらくすぐに体重が減ります。

ところが多くの場合、ダイエットを始めてから1ケ月か1.5ケ月後くらいに、それまで順調に痩せていたのがウソのようにピタッと痩せなくなる時期がやってきます。

これが「停滞期」です。

停滞期がやってくるのは、人間の体には、命の危機を感じた際にその対策を取るホメオスタシスという機能があるからです。

このホメオスタシスは、急に体重を落とすと、「今は栄養が入ってこない環境なのかもしれない。今後の栄養不足に対応するために少ない栄養を脂肪に貯め込もう。」と判断して、消化器官に信号を送り、脂肪を貯め込もうとします。

だからほとんど痩せにくくなります。

この時期はどんなに極端な糖質制限をしようと、どんなに極端なカロリー制限をしようと、どんなに激しい有酸素運動をしようと、どんなに激しい筋トレをしようと、まず痩せません。

入ってくる糖質の量よりも、摂取カロリーと消費カロリーの差よりも、運動の内容よりも、体が自分の体に送る信号の方がダイエット効果がある(そして、太る原因になる)ということの証明でもあります。


この停滞期はダイエットをしている人、特に糖質制限ダイエットをしている人にはほぼ確実にやってきます。

やってくる時期はだいたい糖質制限ダイエットを始めてから1ケ月後くらいにやってきて、特に何も停滞期対策を講じなければ、長い人で1.5ケ月以上続きます。

糖質制限ダイエットは1ケ月続けて効果が出ないということはほぼないので、1ケ月以上続けて少しは結果が出たにも関わらず断念してしまったという人の、断念した理由1位は、私が糖質制限ダイエットに挑戦した人に聞いたり、調べたりした限りでは

「停滞期にモチベーションが落ちて、辞めてしまった。」

です。


ましてや、ある程度太っている人であれば、糖質制限は序盤はほぼ例外なく、目に見えて体脂肪が落ちるので「結構、楽に行けるな。」と感じてしまいます。

そうしてナメていたところに停滞期がやってくると、心が折れてしまう気持ちもわかります。

私も糖質制限を始めた頃から本などで調べて「停滞期は誰にでもやってくる。」ということを知っていたのですが、いざ停滞期に入ったと気づくとモチベーションはかなり落ちました。

しかも、やっかいなことに停滞期は最初の1回を気合いで乗り越えても、その後、何回もやってきます。

したがって、長く痩せ続けるためには解決策を正しく知っておくことが大事なのです。



2.停滞期対策の最初のコツは「デマに騙されないこと」

この「停滞期対策」についても、ネット上であらゆる方法が飛び交っています。

しかし、この停滞期対策についてのテクニックも、かなり怪しい方法がネット上では流れているので注意が必要です。

ネット上を見ていると、

・停滞期には運動を増やしましょう
・停滞期には筋トレを始めましょう
・停滞期にはストレッチをしましょう
・停滞期にはタンパク質をとりましょう
・停滞期にはビタミン、ミネラルを取りましょう
・停滞期には全裸ダイエットしましょう
・停滞期にはレコーディングダイエットしましょう
・塩分を減らして体水分率を下げましょう
・食べ順を野菜から食べるようにしましょう
・今まで通りのダイエットをしましょう
・そもそも、一気に減らすと停滞期が来るので、ゆっくり痩せるようにしなさい

などの情報が流れています。

たった1ケ月間でグーグルで「ダイエット 停滞期」という単語は9900回も検索されているので、そうした検索ワードで検索している人に見てもらうために、根拠の乏しい内容を書いている人も多いようです。

しかし、停滞期に困っている人は、上記をやっても停滞期は乗り越えられません。

その理由は、上記のようなテクニックを主張している人は皆「健康になるために減量しようとしたが、減量により、体が脂肪を貯め込もうという反応をしていることが停滞期である。」と前置きして説明しているにも関わらず、これらの対策は「体が脂肪を貯め込もうという反応をしているのをやめさせ、再び体が脂肪を燃焼しようという反応をするようにさせる。」という対策になっていないからです。

実際になぜ上記の対策が有効なのかの説明を読んでみても、「それにより、体が再び脂肪を燃焼しようという反応をするようになる。」という点の根拠ある説明は一切含まれていません。


上記のテクニックについて、実際に実践すると以下のようになると思われます。

・停滞期には運動を増やしましょう
 →運動を限界までしていても停滞期にはなりますし、停滞期に運動を増やしても、体はそれ以上に貯め込もうという信号を止めていないので、痩せません

・停滞期には筋トレをし、基礎代謝を上げましょう
 →筋トレを限界までしていても停滞期にはなりますし、停滞期に筋トレをして基礎代謝を増やしても、体はそれ以上に貯め込もうという信号を止めていないので、痩せません

・停滞期にはストレッチをしましょう
 →ストレッチをきっちりしていても停滞期にはなりますし、停滞期にストレッチをしてなんらかの痩せさせアプローチをしかけても、体はそれ以上に貯め込もうという信号を止めていないので、痩せません

・停滞期にはタンパク質をとりましょう
 →タンパク質をきっちりしていても停滞期にはなりますし、停滞期にタンパク質を摂っても、体はそれ以上に貯め込もうという信号を止めていないので、痩せません

・停滞期にはビタミン、ミネラルを取りましょう
 →ビタミン、ミネラルをきっちりとっていても停滞期にはなりますし、停滞期にビタミン、ミネラルを摂ってなんらかの痩せさせアプローチをしかけても、体はそれ以上に貯め込もうという信号を止めていないので、痩せません

・停滞期には全裸ダイエットしましょう
 →これは・・・?どうやら、全裸で過ごすと常にボディラインを意識できるし、肌が空気に触れて新陳代謝が高まるし、血行がよくなるとのことなのですが・・・。
 →一応説明しますが、ボディラインを常に意識していても、新陳代謝が高くても、血行がよくても停滞期にはなりますし、停滞期にボディラインを意識し、新陳代謝を高め、血行をよくしても、体はそれ以上に貯め込もうという信号を止めていないので、痩せません

・停滞期にはレコーディングダイエットしましょう
 →一般的なレコーディングダイエットとは、食べたものを記録することで食べ過ぎを防いだり、ダイエット意識を継続したりすることのようですが、レコーディングしていても停滞期にはなりますし、停滞期からレコーディングをし、食べ過ぎを防いでも体はそれ以上に貯め込もうという信号を止めていないので、痩せません

・塩分を減らして体水分率を下げましょう
 →体水分率を下げても停滞期にはなりますし、体水分率が下がって何らかの痩せ効果を体に求めたとしても、体はそれ以上に貯め込もうという信号を止めていないので、痩せませんし、体水分率を下げると運動の効果が落ちるので逆効果です

・食べ順を野菜から食べるようにしましょう
 →食べ順が野菜からの人も停滞期にはなりますし、停滞期に食べ順を野菜からにして食べ過ぎや消化を防いだとしても、体はそれ以上に貯め込もうという信号を止めていないので、痩せません


つまり、これらのいずれの方法をやっても、これらを提唱している人によると、結局体は「体脂肪貯め込み信号」を送り続けるということなのです。

それでは痩せませんし、それは停滞期対策ではありません。


ちなみに、あながちウソとも言えない、という方法もいくつかネット上に落ちています。

例えば、「気にしない」という停滞期対策テクニックです。

・停滞期なんて、気にしないようにしましょう
・停滞期なんて気にすると大変なので、リフレッシュにどこかにでかけましょう
・停滞期なんて気にしないように、楽しいことを考えましょう
・今まで通りのダイエットをしましょう
・っていうか、そもそも、一気に減らすと停滞期が来るので、ゆっくり痩せるようにしなさい

というのもありました。

これらはあながちウソとはいえません。

停滞期の体は、運動を増やしても、食事を更に減らしても「体脂肪貯め込み信号」は止めないのですが、しばらく放っておくと、何もしなくても「体脂肪貯め込み信号」を止めるようにできています。

よい健康ダイエット方法を実践しているのであれば、1ケ月や1.5ケ月の停滞期なんて気にしなければ、時間さえかければ、ほとんどの場合、体はまたその環境に慣れ「体脂肪貯め込み信号」をストップし、「体脂肪燃焼信号」を出すので、また痩せて行くのです。

ただし、ほとんどの人は、それまで簡単に痩せることが出来たのに、その後も同じ方法、しかもどれだけ調べても正しいはずの方法でやっているのに痩せないと、気になります。

停滞期を気にしないことが出来る人は気にしなければいいのですが、気になる人には「気にするな」と言っても、気にしてしまいます。

そして、既に危険領域の肥満の人の場合は、「気にしなければ、1ケ月後か1.5ケ月後には痩せるらしい」とも楽観視していられません。

危険領域の肥満の人は、早く痩せないと重大疾患につながるリスクが更に上がったり、最悪命の危険もあるのです。

したがって、停滞期を気にしないことができる人であっても、停滞期を速攻で乗り切る方法は知り、実践した方がいいと言えるのです。


ちなみに私はこれまで何度も停滞期になったっぽい時期を経験しましたが、上記のうち、運動増も、筋トレ増も、タンパク質増も、ビタミンミネラル増も、レコーディングも、食べ順も、ストレッチも試しました。

全裸ダイエットと体水分率減らし以外は全てやったと思います。
いずれも全く効果はありませんでした。



3.唯一、一発で効く「有効な停滞期対策」はチートデーのみ

「体が送る『体脂肪貯め込み信号』は、糖質制限よりも、カロリー制限よりも、運動による消費カロリー増よりも、バランスのよい栄養摂取よりも強い」ということが証明されている以上、『体脂肪貯め込み信号』を解除させるしかありません。

体が『体脂肪貯め込み信号』を解除するには、「もうたっぷり何キロカロリーでもエネルギーが摂取できる環境に来たので、体脂肪貯め込み信号を止めても大丈夫だろう。」と体に思わせる必要があります。

そのために、唯一、一発で効く有効な方法が「ドカ食いチートデー」です。

これは、停滞期対策のために、敢えてダイエット前のような、あるいはそれ以上のドカ食いをする日を作るものですが、このドカ食いする行為をチート、ドカ食いする日をチートデーと呼びます。

チートデーにやることは、エネルギーをなるべく糖質で、三食以上ドカ食いすることです。

コツは2つありますが、1つは、中途半端にやらないことです。

これを機に我慢していたラーメンを久しぶりに食べるのであれば、チャーハンも餃子もつける方が効果的です。

体に「もうたくさんエネルギーが摂れる」とはっきりわからせた方が、すぐに体脂肪貯め込み信号が止まるからです。


もう1つのコツは、必ず1日で辞めることです。

何日も続けると、当然リバウンドします。

私は「最近体脂肪が落ちていないな。」と感じる時は、普段であれば、家から自転車圏内のラーメン屋とお好み焼き屋の定休日を調べ、行きたい店の定休日以外にチートデーを設定し、必ず翌日からもとの糖質減生活に戻すようにしていました。

また、旅行に行った時にチートデーを設ける際はホテルで朝飯を摂るようにし、昼にうどんの名店に行く予定の日は夜に釜焼きピザのイタリアンに行く予定を組んだり、昼にパスタの有名な店に行く予定の日は夜に行きたかった寿司屋に行く予定を組んだりし、それ以外の日は居酒屋など糖質を取らずに済むところに行く、というようにスケジュールを組んでいました。


ライザップが停滞期対策で取り入れている方法もこのチートという方法です。

今のところ、体の原理から見ても、このチートという方法以外に停滞期を一発で乗り切る方法はなさそうです。

さらに、このチートという方法が健康によくないという有力な研究も存在していません。

そして、このチートという方法、特に頑張って糖質を我慢していた人にとっては数ヶ月に1度のご褒美デーです。

早く、大幅に、健康に、しかも幸せに痩せたければ、停滞期には1日だけチートデーを取り入れるのが唯一、ほぼ確実に効果がある方法なのです。
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