ダイエットでは食事と運動のどちらが大事？更に、最近流行りの寝るだけダイエットや遺伝子検査ダイエットと比べるとどちらが効く？の答えは「食事」

世の中には本当にたくさんのダイエット方法が出回っていますが、ほとんどの人にとって、時間的にもモチベーション的にも金銭的にも全てを実践するのは非現実的です。

したがって、世の中に出回っている大量のダイエット方法の中で、特に効果があるものを厳選して行う必要があります。

世の中に多く出回っているダイエットの方法論には、大きく分けて

（１）食事・栄養面
（２）運動・行動面
（３）心理・精神面

の３つの改善があり、最近ではこれらに加えて「（４）遺伝子面」からのアプローチが出て来ています。

（１）の食事・栄養面を改善する方法については、糖質制限ダイエット論、脂っこい物を減らすダイエット論、摂取するカロリーを減らすダイエット論、洋食や中華ではなく和食にするダイエット論などがあります。

（２）の運動・行動面を改善する方法については、走ったり泳いだりという有酸素運動をするダイエット論、筋トレして筋肉を増やし基礎代謝を増やすダイエット論、睡眠を改善して痩せるダイエット論などがあります。

（３）の心理・精神面を改善する方法については、痩せたいという気持ちを強く持たせるダイエット論、食欲を抑える方法を説くダイエット論、ダイエットを続けさせる方法を説くダイエット論などがあります。

さらに、生物は遺伝の過程で遺伝子の一部が変異するのですが、この中で人間には個々人ごとに「ある食べ物を摂りすぎると太る遺伝子」「ある運動を意識的にしないと太る遺伝子」というのが存在したり、しなかったりしています。

この自分の遺伝子の変異の特徴も踏まえてダイエット方法を選ぶことが必要だという考え方が（４）の遺伝子面からのアプローチです。

このように様々なダイエット方法がある中で、全てを実践するというのは金銭的にも、時間的にも、「好きなことを我慢したくない」という私の考え方的にも非現実的です。

また、これらのダイエット理論の中には、世界中で成果が出ていたり、信憑性の高い研究結果で証明されていたりするものもあれば、よくよく調べてみると何の根拠もないトンデモ理論だったり、インチキなやり方で行われた研究結果しかなく学会で叩かれているようなものもあります。

そこで、私はインターネットはもちろん、書籍・雑誌・文献を大量に読み込んだり、セミナーやテレビで専門家が話している話を聞いたりしながらこれらの中で優先順位付けを行いました。

（１）の食事・栄養面と、（２）の運動・行動面のバランスについては、ライザップでは、ダイエットに与える影響度は「食事（栄養含む）８割：運動（行動含む）２割」としています。

（ちなみにこのブログではライザップのダイエットメソッドをいくつか紹介していますが、これらはテレビや雑誌の企画や取材でライザップ側が明らかにしていたり、ライザップ体験者の感想が公開されていたりするものを調べまくった結果わかったことを紹介しています。）

また、雑誌TARZANに寄稿している複数の医師・専門家も、ダイエットしたり、健康になったり、マッチョになったり、美顔・美肌・美ボディになるための重要度は「食事（栄養含む）８割：運動（行動含む）２割」としています。

そして、遺伝子ダイエット専門の医師や専門家は「遺伝子２割：遺伝子以外８割」としています。

これらを元に判断すると、ダイエットの結果に与える影響度は

（１）食事・栄養・・６４％
（２）運動・行動・・１６％
（４）遺伝子・・・・２０％

という計算になります。

また、遺伝子ダイエットに詳しい複数の医師によると「病気や肥満の発生を拳銃の発砲に例えると、遺伝子は銃弾であり、食事や運動や行動は引き金である。太りやすい遺伝子を持っていたとしても、食事や運動や行動が健康であれば、銃弾が込められていても引き金が引かれないので、遺伝子通りに太ることはない。」というのが有力説です。

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